名刺交換をした後や取引先探しを行う際、必ずといっていい程パソコンやスマートフォンでホームページを検索していませんか？
私たちが検索しているということは、おそらく相手からも検索されています。
ここで、ホームページの出番です。
ホームページは、あなたのビジネスのオンライン拠点です。
ホームページを通じて、製品・サービスの情報、会社紹介、お問い合わせ先などを一目で相手に伝えることができます。
つまり、パンフレットや名刺と同じような役割を果たすのです。
相手の情報を手に入れられる一方で、自社の情報を提供することはとても重要です。
総務省によると、中小企業の90%以上が既にホームページを持っています。
その理由は、ホームページはビジネスの信頼性を高め、顧客との繋がりを強化する助けになるからです。
この記事では、ホームページがどのようにビジネスに貢献するのかを詳しく紹介します。
また、ホームページを制作する際のステップや注意点についても紹介します。
自社をアピールする手段として、ホームページが果たす役割の大きさを一緒に見てみましょう。
目次
ホームページで出来ることって何？
インターネットが当たり前になり、ホームページを通じてたくさんのことが出来るようになりました。
ここからは、ホームページを制作するとどんなことが出来るのかを紹介します。
情報を発信すること
自社のビジネスに関する情報を、ホームページを見てくれた人に伝えることができます。
例）
| 業務内容 | どんな商品を作っているか、どんなサービスを提供しているか |
| 制作実績 | どんなものを作っているのか、どんな技術があるのか |
お問い合わせがあってから商品やサービスの情報を紹介するのではなく、自ら情報を発信することで、今までは全く接点が無かった人たちへ、積極的に自社をアピールすることができます。
コミュニケーションをとること
ホームページには、お問い合わせフォームやチャットボットなどが掲載されていることがあります。
ここから質問や相談を受けたり、注文を受けたりと、ホームページを見てくれた人とコミュニケーションをとることができます。
ホームページはデジタルだと思われがちですが、ホームページを見るのも、お問い合わせを受ける側も、どちらも人間です。
「ホームページを通じてコミュニケーションがとれる」ことは、とても大きなメリットです。
信頼を築くこと
情報が整理され、時代に合ったデザインのホームページは、プロフェッショナルな印象を与えます。
さらに、ホームページの見やすさや操作性がお客様目線で考えられていると、ホームページを見た人はその会社に信頼を寄せやすくなります。
きちんとしたホームページがあるだけで、自社の信頼を築く第一歩になるんです。
商品を売ること
ホームページで商品を紹介し、ホームページから購入してもらうことができます。
お店を持っていなくても、オンラインで商品を売ることができるんです。
インターネット上で商品を販売する方法は、いくつかあります。
これらに出店することもできますし、完全オリジナルの独立したホームページ（ネットショップ）を開設することもできます。
告知をすること
ホームページは、新しい商品やキャンペーンなどの情報を伝えるのにとても便利です。
定期的な更新やバナー画像を活用すると、目に留まり情報を伝えやすくなります。
SNSと連携すれば、さらに拡散されやすく効果的です。
お客様に直接情報を届け、関心を引くことで、より多くの人に届けることができます。
ホームページの制作手順
ではホームページはどうやってつくるのでしょうか。
ホームページ制作の流れを少しでもイメージしてもらえるよう、今までホームページを持っていない方にもわかりやすいように、ドメインの取得から始まり、サーバーの選定、そしてホームページデータのアップロードといった一連の流れを紹介します。
ドメインの取得
ドメインとは、このホームページでいう「hakodate-homepage.jp」の部分。
ホームページの住所のようなものです。
ホームページが「家」なら、ドメインはその住所です。
ドメインを取得することで、ホームページをインターネット上で見つけることができます。
ドメインの取得手順
はじめにドメインを取得します。
1.考える
まずは社名やホームページの内容に合ったドメイン名を考えます。
短くて覚えやすい名前が良いですね。
参考までに、このホームページのドメインは「hakodate-homepage.jp」です。
このホームページを運営している(株)リアルグロウのドメインは「realgrow.co.jp」です。
2.使えるかどうかチェックする
ドメインが他の人によって既に使われていないか、インターネット上で確認します。
希望のドメインを実際に検索してみるか、ドメイン会社のホームページで空き状況を調べることもできます。
3.登録する
選んだドメインが使える場合、取得したいドメインの登録手続きをします。
ドメインは年間利用料がかかります。（ドメインの種類によって1,500円程度～）
4.管理する
ドメインを取得する際に、そのドメインを管理するアカウントを作成します。
アカウントが作成されると、ドメインの管理画面にアクセスできるようになります。
ここからドメインに関する設定したり、ドメインの詳細を管理することができます。
ドメイン取得の重要なポイント
| 簡潔さ | ドメイン名は短くて覚えやすいものにしましょう。 |
| 関連性 | ドメイン名は社名はホームページの内容やテーマと 関連性があるものがおすすめです。 |
| 拡張子 | ドメイン名の最後につく「.com」や「.jp」なども大切な要素です。 ドメインを使用するホームページの目的に合ったものを選びましょう。 |
ドメインの取得はホームページをインターネット上で見つけやすくするための大切なステップです。
社名やホームページの内容に合った、簡潔で覚えやすいドメイン名を選んでみましょう。
サーバーの取得
サーバーは、ホームページデータを保存しておく大きなコンピューターのようなものです。
ホームページはこのサーバーに保存され、インターネットを介して人々に提供されます。
ホームページが「家」なら、サーバーはその「家」を建てるための土地や建物のようなものです。
ホームページの内容や情報はこのサーバーに置かれて、インターネットからアクセスできるようになります。
1.選ぶ
ホームページの規模や予算に合ったサーバーを選びます。
比較的安価な共有サーバーや、専門的な専用サーバーなど、さまざまな種類があります。
2.契約する
選んだサーバーを提供している会社と契約を結びます。
サーバーは利用料がかかります。（サーバーによって年間15,000円程度～）
3.設定する
サーバーにはホームページの情報を保存するためのスペースや設定が必要です。
サーバー提供会社が提供する指示に従って設定を行います。
4.アップロードする
ホームページのデータやファイルをサーバーにアップロードします。
これにより、ホームページがインターネット上からアクセス可能になります。
重要なポイント
| 容量と速度 | サーバーの容量や速度は重要です。 ホームページがたくさんの人にアクセスされても スムーズに動作するように選びましょう。 |
| サポート | サーバー提供会社のサポート体制も確認しましょう。 電話窓口があるのか、メールでの問い合わせ窓口だけなのか、 問題が起きた時にスムーズにサポートしてもらえるかを 事前に確認しておきましょう。 |
サーバーが無いとせっかく作ったホームページを公開することができません。
ホームページの規模や予算に合ったサーバーを選んで、ホームページが安定して動作するようにしましょう。
ホームページデータ
ホームページデータとは、ホームページの中にある情報やコンテンツです。
文章や写真、イラスト画像など、ホームページに表示されるすべての要素がホームページデータです。
ホームページ全体が「家」なら、ホームページデータは家に必要な窓やドア、家具のことです。ホームページの外見や内容は、このデータによって作られます。
ホームページデータの種類一例
| テキスト | ホームページに書かれた文章です。 情報を伝えたり説明したりするために使われます。 |
| 画像 | 写真やイラストなどのグラフィック要素です。 文章をわかりやすく説明するために掲載したり、 ホームページの見た目を魅力的にするために必要不可欠です。 |
| フォーム | お問い合わせフォームや資料請求フォームなど、 ホームページの訪問者が情報を入力するためのスペース。 インターネットを通じてコミュニケーションがとれるため、 多くのホームページに掲載されています。 |
ホームページデータのアップロード
ホームページを公開するためには、これらのホームページデータをサーバーにアップロードする必要があります。
これにより、インターネット上でホームページにアクセスできるようになります。
ホームページデータは、ホームページの魅力や有用性を決定する重要な要素です。
適切なデータを用意して、魅力的なホームページを作りましょう！
ホームページ制作会社の選び方
ホームページ制作は専門知識を必要とします。
自分でノーコードツール（WixやJimdo）を使ってホームページを作成することもできますが、信頼性や効果性を確保するために、ホームページ制作会社に依頼することをおすすめします。
ここからは、どんなホームページ制作会社を選んだらよいかを見てみましょう。
初めてでも信頼できる制作パートナーを見つけるためのステップや、考慮すべきポイントを解説します。
どんなホームページを作りたいか、ビジョンや目標を理解し提案してくれるホームページ制作会社を見つけるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
制作実績をチェックしよう
制作会社の過去の実績を見てみましょう。
ただ見た目がオシャレかどうかだけではなく、きちんと情報が整理されているか、見たいページにスムーズに辿り着けるかなど、深くまで考えて作られているホームページかどうかを見てみてください。
いろんな制作会社の制作実績を見比べると、それぞれに特徴があったり、いいところやあれっ？と思うところがあったりと、違いがわかるようになります。
お問い合わせをしてみよう
気になったホームページ制作会社があったら、まずはメールや電話で相談してみましょう。
ホームページ制作会社は問い合わせに慣れているので、わからないことは何でも質問して大丈夫です。
また、どんなホームページを作りたいのか、ボリューム感や方向性がわかるように参考となるサイトがあればその時に伝えましょう。
もちろん無くても大丈夫です。
予算を確認しよう
ホームページ制作に、どれくらいの予算があるかを考えてみましょう。
ホームページは、制作費だけではなく維持費もかかります。
お問い合わせの際に、どのくらいの費用がかかるのか見積りを依頼しましょう。
すぐに見積りを提示する制作会社もあれば、一度ヒアリングしてからでないと見積りは提示できないという制作会社もあります。
どちらの場合もほとんどの制作会社で見積りは無料なので、費用感が合うかどうかを確認してみましょう。
もし予算と見積り金額に大幅な開きがあった場合は、ぜひ相談してみてください。
予算内でどこまでできるかを提案してくれる制作会社もあります。
コミュニケーションを重視しよう
ホームページの制作がはじまると、制作時は数か月間、公開後は数年間～のお付き合いが始まります。
お問い合わせした際に、質問に対して迅速に対応してくれるか、わかりやすく説明してくれるかはもちろん、人間同士なので合う・合わないもあるかもしれません。
担当者はもちろんですが、その制作会社とのコミュニケーションがスムーズかどうかを確認しましょう。
サポート体制を確認しよう
ホームページは公開してからがスタートです。
せっかくホームページを公開しても古い情報が掲載されたままだったり、セキュリティのアップデートがされていないなど、きちんとホームページの維持管理を行わないと、ユーザーからの信頼感が失われ、逆に不信感を与えてしまいます。
ホームページを更新する際は、誰にどうやって伝えればどれ位の日数で対応してもらえるかなどの、アフターサポート体制を確認しましょう。
ホームページ制作会社の中には、サポートはメールやチャットのみ対応というところもあります。
まとめ
ホームページの基本を初心者向けに紹介してきました。
ホームページはインターネット上での存在感を確立し、情報を共有し、お客様との関係を築く重要なツールです。
ここまで紹介した内容を活かし、ホームページの力を最大限に引き出し、売上アップや採用獲得などの目標達成への一歩を踏み出してみましょう。
最後に
このホームページ「函館ホームページ制作の相談窓口」でもホームページ制作を承っております。
函館市・北斗市・七飯町及び道南エリアはもちろん、日本全国どのエリアからもご依頼いただけます。
ホームページの制作実績を紹介していますので、ホームページ制作会社をお探しの方はぜひ候補としてお考えいただだれば幸いです。
